自然史博物館では、昨年度(2013年)7月に1階展示室の一部を改修して、『静岡県の自然』という展示室をオープンしました。この改修は、2年計画での完成を予定し、今年度に富士山の展示などを増設する計画で企画されました。自然史博物館では2014年12月から1ヶ月間休館し、『富士山の自然』の展示作業を実施しました。 世界文化遺産に登録された富士山の自然に関する展示の他に、上流から下流にかけての川の流れの違いに焦点を当てた「清流の自然」や、そこに生きる生物たちの生体展示なども新しく追加されています。 今回の改修では、学習情報をお伝えする展示だけでなく、エントランスホールやミュージアムショップ、またエレベーターの利用開放など、皆さんが学習して行く上で、博物館の使い勝手を上げるための工事も多くなされています。ぜひ、この使いやすくなった自然史博物館と新しくなった富士山の自然の展示を存分にお楽しみください。